映画『クロスロード』

EXILEのKUROKIさんが初主演ということで話題になっている映画『クロスロード』(現在公開中)。この映画のエクゼクティブ・プロデューサーを務めているのがジャーナリストの吉岡逸夫さんです。吉岡さんは現役の新聞記者で、紛争地のことからイルカ漁のことまで本を書いたり、ドキュメンタリー映画を撮ったりと、とにかく多才な方。現場に飛び込み、その体験をすべて作品という形にしてしまう行動力と実行力が突き抜けています。以前、ブログ『100年後の映画館のために』を始めたとき、最初にお話を聞いたのが吉岡さんでした。その時、映画への熱い想いを語ってくださいましたが、全国公開の映画を作ってしまうとは凄すぎる。◇『クロスロード』は、青年海外協力隊の隊員としてフィリピンに赴任した3人の若者の葛藤や友情を描いた爽やかな青春物語。登場人物の誰かに感情移入して、自分の青春時代のあの頃を思いだし、最後はよし頑張ろうという気持ちになれるとてもポジティブな映画です。かつて隊員として活動した経験もある吉岡さんの想いが詰まっていると感じました。◇旅はまだ終わらない―エンディングの中島みゆきの曲が胸を打つ。私もまた次の場所へ。

★吉岡逸夫さんインタビュー

★映画「クロスロード」公式サイト