最後の木こりたちの末裔がやってきた
中国インディペンデント映画祭の目玉作品「最後の木こりたち」がいよいよ上映。中国黒龍江省の森林伐採軍団(木こりたち)の姿を追った素晴らしいドキュメンタリーで、すべてのインディペンデントな精神を持つ人たちに観ていただきたい作品なんですが、今日の上映で、なんとご親戚が黒龍江省で木こりをしていたという写真家の高部心成さんが来館。黒龍江省を撮った写真集も出している方で、その場で実際に見せていただいた。明日、もう一度会ってちょっとした相談を聞いてもらうことに。こういった出会いはこじんまりとしたカフェシアターならでは。◇午後、もうひとつの目玉作品(ぜんぶ目玉なんですが)、「塵より出づる」に関連して、慶應大学教授の田島英一さんのトークショー。ブログに書くのをすっかり忘れていたし、舞い上がっていて先生の名前を瞬間的にど忘れするというハプニングもあったけど、ほぼ満員。エイズ村やキリスト教の地下教会の話など興味深い話をしていただいた。これだけ有意義なことができるわけだから、カフェシアター存続に向けてもっと頑張らねば。
弄ばれるナショナリズム―日中が見ている幻影 (朝日新書 27)
- 作者: 田島英一
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2007/01
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