最後の木こりたちの末裔、再び

昨日、映画「最後の木こりたち」を通じて出会った、写真家の高部心成さんが約束どおり再来館。高部さんは数年前に自身の故郷であり、映画の舞台でもある中国黒龍江省を撮った写真集を出している気鋭の若手写真家。昨日、会ったその場で、写真を展示させて欲しいと頼んだところ快諾、早速プリントを持ってきてくださったのだ。というわけで、カフェで「最後の木こりたち」に関連した、高部さんの「中国黒龍江省ミニ写真展」を緊急開催することになりました。それにしても、なぜか写真家と縁があるな。◇何度も言うけれど、「最後の木こりたち」は思わず眼が釘付けになるほど強烈なドキュメンタリー。今日も上映があったんだけど、たった一人で本当に悲しい。ぜひ多くの人に観て欲しい作品。◇事務所の本棚に「決定版!DVDで観たい日本映画200選」(佐藤忠男著)という本があったので思わず手に取る。佐藤氏は映画界の発展に貢献したということで紫綬褒章までもらっている映画評論の大御所だけど、「映画館で観たい」ならわかるけど、「DVDで観たい」はないだろう。映画界で発言力のある人間がこういうこと言っているようでは、映画館は衰退していくしかない。もっとも、佐藤氏が言うまでもなくみんなDVDで観てるんだろうけど。

故郷松花江黒龍江省哈ル浜

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