社長の机にあった本を

借りて読んでみました(多忙な社長はもちろん未読)。非常に長いタイトルのセンスのいい本。山形の酒田にあった「グリーンハウス」という映画館や、フランス料理店の支配人として名を馳せた佐藤久一さんという方の生涯を描いた話。彼の試みは今読んでも古くない、というか、いま映画館を運営する人間が、彼が50年前にやっていたことと同じことをやっていてはダメなのではないだろうか。彼が21世紀に生きていて支配人をやったとしたら何をするだろうか。その時代時代で、誰もやっていないことをやらなければいけないのだと思いました。◇「100年後の映画館のために」に「昆虫探偵ヨシダヨシミ」の監督たちのインタビューをアップしました。今回は三人を相手に話しを聞いたのでちょっとやりにくかった。内容もブログの意図から外れてしまって残念。もっと作り手たちの無意識を抉り出すような質問をしなければ。